令和 7 年度第 10 回里山倶楽部 芝生広場上雑木林の更新管理 日 時)2025年7月26日(土) 9:00〜12:00 晴 場 所)生田緑地 芝生広場上雑木林(A09-8) 参加者)東 陽一、伊澤高行、北川英樹、吉澤正一 事務局)岩田臣生 計 5 名 ![]() (上図)活動場所範囲図 第10回里山倶楽部は、2020/10/25(土)〜2022/1/15(土)の18回の里山倶楽部で大径木伐採を行った芝生広場上雑木林の更新管理を行いました。 昨年は、この区域を1周する観察路をつくるアズマネザサ刈りを行っただけでした。 今年は、7/5(土)、7/19(土)と2回の里山倶楽部を開催し、今回は3回目の更新管理です。 アズマネザサもさることながら、実生の成長が著しく、鬱蒼たるヤブが各所にできてしまいましたので、5mほどに育った実生を択伐することが主要な作業となりました。 前回までの2回の活動で、斜面中央部のカントリーヘッジ(大径木伐採を行っている時に伐採材を積んだ場所の一つ)まで済んでいたので、 今回は、その上のヤブを解消する活動を行いました。 ここには、萌芽更新中のアオハダとクヌギがあります。 このアオハダは、当該地区の大径木伐採を行っている時に、その大径木を伐倒したら、枝から割けたり、押し潰したりすることになりそうだったので、 広げていた枝の下で伐採したものです。 両方とも、萌芽して、順調に育っています。 その周囲には、伐採材があったり、アズマネザサ、ニガイチゴ、モミジイチゴ、ヤマグワorヒメコウゾ、アカメガシワ、クサギ、ゴンズイ、シデ類などが育って、 ヤブをつくっていました。 アオハダの萌芽は伐り株だけでなく、根元周りからも新梢を発芽させているようでした。 クヌギの方は、萌芽枝が、勢いよく、真っ直ぐ伸びていて、確実に萌芽更新すると思われました。 ![]() この辺りから上の方は、ヤマツツジが密生して、育っていました。 大径木伐採を行なった時には、低い位置で強剪定したのですが、もう2mほどに育って、ヤブをつくっていました。 里山の雑木林の植生管理では、枝の剪定という管理は、普通は無いことだと思いますので、 ヤブを解消するためのアズマネザサ刈りという説明では、何をやれば良いのか分からないと思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 休憩して、記念の集合写真を撮りました。 ![]() 11時過ぎには、2人が帰り、3人になりましたが、活動を再開しました。 植物の繁茂は著しく、気温も上がって、ヤブに入っての活動は厳しくなりました。 ![]() ![]() ![]() 風も無く、暑いので、活動意欲も無くなりましたので、この日の活動を終了することにしました。 続きの活動は、少し涼しくなってからにしたいと思います。 帰り道に、ヤマユリが咲いていました。 ![]() |